以前行なっていた本誌感想もめっきりサボっていますが（毎週リアルタイムで読んではいるのですが、すみません；）
巻島さんと坂道くんの愛の交歓回、
あの、運命の「RIDE.235」だけはせめて細かく感想を書き記しておきます！

交歓……【名】ともに打ち解けて楽しむこと。（goo辞書より）
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/72152/m0u/

長いのでたたみます。下の「続きを読む」からどうぞ。

ペダル扉イラスト（カラー）
巻ちゃんと愛車TIME。チラチラ見えるアンダーシャツがしましま……いつものクオリティっすね。
靴も黄色地に黒ドットのSPDシューズ、って巻ちゃんらしく奇……ハイセンスですね！ｗ
＃なんか阪神ファンっぽ(ry

1ページ
田所と金城の険しい表情。この2人さえ今まで知らなかったんだね。
退部届のアップとピエール。ピエールも残念そうだ。

2ページ
総北とのお別れ前にひとり佇み、部室を眺める巻ちゃん。
インハイで優勝したのに、なんでしょげた顔してるのか……と自問自答
笑って去ろうとしたってお別れするのは淋しいよなあ。
インハイの表彰台で涙を流したのは「これでもうお別れだ」という理由もあったのかな……

3ページ
優勝カップのペナント、それぞれの一言コメントが「いかにも」このキャラならこう書くだろうって感じですねｗ
スプリンターコンビは「！！」を付けるのが決まりなのかな？（ナンチテ）

「織田 所 信長」……この発想はなかった！
「←バカ」って書いちゃう巻島さんめーｗｗ
（でも、田所っちと信頼関係があるからこういうことしちゃうわけですよ）
冗談はちゃんと消して、自分の一言「登り一筋」を書き込む巻島さん。
懐かしいものを眺めるような、愛おしげな視線がイイ。

＃「坂道一筋」でもいい気がするけど、それだと意味が変わっちゃうからね……（＜待て）

4、5ページで見開き。
最後、というセリフの理由は次ページで明らかになるわけですが。
田所→鳴子への電話が説明シーンに繋がります。

6ページ
「巻島さんは9月から海外（イギリス）の大学に進学するので、総北を去るんだ」という田所（作者から）の説明。
「海外で仕事してる兄を手伝う」巻ちゃんは弟だったのかー。ｗ
＃3年生の追い出しレースって気になるなぁ
「どうすんすか自転車!!」鳴子の叫び
（どうするんだろう……自転車は止めないだろうけど、競技ではもう走らないのかなぁ。不明ですね）

7ページ
最後の峰ケ山クライムに向かう巻島さんと、ちょうど峰ケ山練習から帰ってきた坂道がすれ違います。
坂道の新しいバイクを「似合ってる」と褒める巻島さん。
「まだボクにはもったいなくて……」と謙遜する坂道に、具体的に助言をする優しい先輩。

8ページ
先輩からの助言に感謝する坂道。
すれ違う時に ふと 思いついて、坂道に峰ケ山行きを誘う巻島さん。
＃このシーンの静かな流れの演出が凄くいいですよねー
「今 峰ケ山のぼって帰ってきたところなんです」と断りかける坂道ですが、虫の知らせが囁きます。

9ページ
1コマ目の巻島さんが美人すぎてもうね！！！ｗ

10ページ＆11ページ
「あのっ　やっぱり　一緒にいっていいですか」
「なんか　ちょっと胸がざわってなっちゃって……」
と、必死な表情で巻島さんからの誘いを受ける坂道。
静かなシーンから一転、動きのある斜め線がこの場面に迫力を出してます。

「巻島さんにメニュー以外で誘われたの初めてかもしれませんし」
普段も誘ってやれよ！！と全オレが叫んだ。
＃まぁ巻島さんはソロ活動が好きそうですからネ……

背中越しに「こいつ……クハ!!ニブいんだか鋭いんだか」と微笑む巻島さんがまたカワイイ。

12ページ
「速くなったじゃねーか!!」「カッコイイです!!」褒め合い、認め合い合戦。
ふたりとも心のATフィールドがゼロになってます。
「（カッコイイじゃなくて）"コワイ"でいいよ!!」
←この辺、巻島さんの心を許してる感が半端ないｗ
手足が長すぎでナナメってるスパイダークライムもこれで見納めだと思うと……（涙

「坂道ィ！」「はいっ」
「自転車は楽しいかァ!?」「はい!!」

言葉は少ないですが、この登り道シーンにはクライマーとしての自転車への愛、
そしてお互いへの信頼感や同志感が見えました。愛の交歓。
見開きの所、後ろに海が見えるのも美しい光景だなー。

さて頂上に着きました。
＃重ねて停められている自転車がふたりの心の距離を表している！説を唱えたい。ｗ。

16ページ
1年生たちが「そのうち3年生をブチ抜く」という野望を持ってると話す坂道。
「ボクも巻島さんが卒業するまでには強くなって　って思ってるんですけど；」
「また　そ　その時は　勝負してもらえますか」と坂道は言います。
一旦どもってる所が坂道くんの可愛らしさｖ

ですが、巻島さんはもう居なくなってしまう……。
しかし、この時点で坂道くんはその事実をまだ知りません。
ここは凄く凄く切ないシーンです(泣)
無言になる巻島さんの2コマがねー またね……

でもここで巻島さんはその事を言わずに、一拍置いて（この間がまたイイのだ）
静かに坂道に話しかけます。

「オレはいつでも おまえと 走ってるショ」「そう思えば 勝負なんざ いつでもできる」
「つづら折りの　登りのカーブで」「果てなくつづく　1本道で」「草おいしげる　田舎道で」
「来年も　そのつぎも」「オレは　おまえの前を　走ってる」
「だから　抜け　強くなれ」

いつでもおまえと走ってる……走ってる……走ってる……。
……えーと、コレって、愛の告白ですか？（待て

冗談？はさておき。

もう自分はここから居なくなってしまうから
（他の3年生が後輩にしてやれるようには）これ以上オレはおまえに何もしてやれないんだ。
だからこそ「いつでも一緒に走ってる」という言葉を伝える
巻島さんの精一杯の気持ちが、「魂をあずけた（インハイ3日目発言）」後輩、坂道くんへの大切な贈り物（ギフト）なのですね。

その静かな気迫が伝わって坂道くんもここで ハッ とします。

見開きページ
峰ケ山の頂上。ここからも海が見えるんですね。

「オレたちの総北を　たのむぜ坂道」
最後に前髪をクシャッとするところがカワイイなぁ……！

次期キャプテン手嶋という発表でこの回は終了。

＊

非コミュ気味なふたりが親しくなって、クライマー同士「カッコイイです」「魂をあずけた」と信頼しあうようになったところでこの、突然の巻島さんの旅立ちですよ……。呆然。
でも、渡英することは巻島さんが決めたことだろうから本当はその旅立ちを祝うべきだよね。でもこの突然の退場劇はファンとして悲しいし淋しいです：：
秋の巻島さんとか冬の巻島さんも見たかった……；；；


巻島さんは人気キャラ＆航先生のお気に入りだからまた何らかの形で作品に復帰してほしいですね。私も見たいし！！（私利私欲）

ところでこの後巻島さんという偉大な失った坂道くんはしばらく苦悩するわけですが、それはまた改めてまとめたいなぁと。